2026年8月16日
健康診断で「腎機能が低下しています」「クレアチニンが高い」「eGFR(イージーエフアール)が低い」と指摘されて、不安になっている方も多いのではないでしょうか。腎臓の働きが低下しても、初期にはほとんど症状がありません。しかし、放置すると、少しずつ進んで、最終的には透析が必要になることもあります。また、心臓や血管の病気とも関わることが分かっています。
この記事では、クレアチニン・eGFRが意味すること、慢性腎臓病とは何か、放置するとどうなるか、腎臓を守るための対応について、わかりやすく解説します。
腎臓の働きを知っておこう
腎臓は、背中側に左右一つずつある、そら豆のような形の臓器です。次のような、体にとって大切な働きをしています。
- 血液をろ過して、老廃物や余分な水分を、尿として体の外に出す
- 体の水分や塩分、電解質のバランスを調整する
- 血圧を調整する
- 赤血球をつくるように促すホルモンを出す(不足すると貧血になる)
- 骨を丈夫に保つのに関わる
腎臓は、血液を絶えず「ろ過装置」で濾して、きれいに保っています。この働きが低下すると、老廃物がたまり、体にさまざまな影響が出てきます。
クレアチニン・eGFRとは
腎臓の働きを知る手がかりとなるのが、血液検査の「クレアチニン」と、そこから計算される「eGFR」です。
クレアチニンは、筋肉が使われるときにできる老廃物で、通常は腎臓でろ過されて、尿に出ていきます。腎臓の働きが低下すると、うまく出せなくなり、血液中のクレアチニンが増えます。つまり、クレアチニンが高いほど、腎臓の働きが低下していることを示します。
eGFRは、このクレアチニンの値と、年齢・性別から計算する、「腎臓が1分間にどれくらいの血液をろ過できるか」を示す推定値です。腎臓のろ過能力の目安で、値が低いほど、腎臓の働きが低下していることを示します。
基準の目安
腎臓の働きは、主にeGFRで評価します。おおよその目安として、eGFRが60(mL/分/1.73㎡)を下回る状態が続くと、腎臓の働きが低下していると考えます。数値が低いほど、低下の程度が大きくなります。
ただし、eGFRは、脱水や、そのときの体の状態によっても変動することがあります。また、筋肉の量などの影響を受けることもあります。そのため、一度の値だけで判断せず、経過をみることや、尿検査などとあわせて総合的に判断することが大切です。健診で指摘されたら、放置せず、一度確認することをおすすめします。
自覚症状が出にくいことに注意
腎臓の働きの低下は、初期にはほとんど自覚症状がありません。腎臓は予備の力が大きいため、かなり働きが低下するまで、症状が出にくいのです。
むくみ、だるさ、貧血、尿の変化などの症状が出るころには、腎臓の働きがかなり低下していることもあります。症状がないからこそ、健診の数値を手がかりに、早めに気づくことが大切です。
慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓の働きの低下(eGFRの低下)や、尿の異常(タンパク尿など)が、一定期間(3か月以上)続く状態を、「慢性腎臓病(CKD)」と呼びます。慢性腎臓病は、決してまれな病気ではなく、多くの方が該当するとされています。
慢性腎臓病は、初期には症状がなく、ゆっくりと進みます。進行すると、腎臓の働きを補う治療(透析や腎移植)が必要になることもあります。透析が必要になる原因として、多いものの一つです。一方で、早い段階で見つけて対応すれば、進行を抑えることが期待できます。
放置するとどうなるか
腎臓の働きが低下した状態を放置すると、少しずつ進行し、老廃物が体にたまるようになります。進行すると、むくみ、貧血、血圧の上昇、だるさ、食欲の低下などが現れ、さらに進むと、透析などが必要になることもあります。
また、慢性腎臓病は、心臓や血管の病気(心筋梗塞・脳卒中・心不全など)のリスクを高めることも分かっています。腎臓を守ることは、こうした病気を防ぐことにもつながります。だからこそ、早めに気づいて、対応することが大切です。
腎機能が低下する主な原因
腎臓の働きが低下する背景には、さまざまな原因があります。
- 糖尿病(糖尿病腎症):血糖が高い状態が続き、腎臓の血管が傷つく
- 高血圧(腎硬化症):高い血圧が続き、腎臓の血管が傷つく
- 腎臓の炎症(慢性糸球体腎炎など):腎臓のろ過装置に炎症が起こる
- 加齢:年齢とともに、腎臓の働きはゆるやかに低下する
- 脱水や一部の薬:一時的に腎機能が低下することもある
- そのほか:腎臓に袋ができる病気(多発性のう胞腎)などもある
とくに、糖尿病と高血圧は、腎臓の働きを低下させる大きな原因です。これらの管理が、腎臓を守ることにつながります。
検査について
健診で腎機能を指摘されたら、放置せず、一度受診して確認することをおすすめします。
医療機関では、あらためて血液検査でクレアチニン・eGFRを調べ、その変化(経過)をみます。あわせて、尿検査で、タンパク尿や血尿がないかを確認します。腎臓の働きの低下と、尿の異常をあわせてみることで、腎臓の状態をより正確に把握できます。必要に応じて、腎臓や尿路の超音波検査などを行うこともあります。専門的な検査や治療が必要な場合は、腎臓の専門(腎臓内科)へおつなぎします。
腎臓を守るための生活
腎臓の働きを守るためには、生活習慣が大切です。
- 血圧・血糖の管理:高血圧・糖尿病は腎臓に負担をかけます。これらをよく管理することが、腎臓を守る基本です。
- 減塩:塩分のとりすぎは血圧を上げ、腎臓に負担をかけます。うす味を心がけましょう。
- 適正体重を保つ:肥満は腎臓に負担をかけます。
- 禁煙:喫煙は腎臓にも悪影響を及ぼします。
- 水分を適切にとる:脱水は腎臓に負担をかけます。ただし、とりすぎがよくない場合もあるため、腎臓の病気がある方は医師に相談してください。
- 薬の使い方に注意:市販の痛み止め(一部の解熱鎮痛薬)などを自己判断で使いすぎると、腎臓に負担をかけることがあります。
なお、たんぱく質やカリウムなどの食事の調整が必要になることもありますが、これは腎臓の働きの状態に応じて、医師や管理栄養士の指導のもとで行うものです。自己判断で極端な制限はしないようにしましょう。
尿の異常との関係
腎臓の状態は、血液のクレアチニン・eGFR(ろ過の働き)だけでなく、尿の異常(タンパク尿・血尿)とあわせてみることが大切です。とくに、タンパク尿が続く場合は、腎臓の病気が進みやすいサインのことがあります。
健診で、腎機能の低下と、尿タンパクや尿潜血の両方を指摘された場合は、腎臓の病気をより考えて、くわしく調べることが大切です。血液と尿の両方の結果をあわせて、腎臓の状態を評価していきます。
慢性腎臓病の進行度(ステージ)
慢性腎臓病は、腎臓の働き(eGFR)の程度によって、いくつかの段階(ステージ)に分けられます。eGFRの値が高い順に、軽い段階から、重い段階まで分類し、あわせて、尿タンパクの程度も考慮します。
早い段階では、生活習慣の見直しや、原因となる病気(高血圧・糖尿病など)の管理が中心になります。進行した段階では、より慎重な管理や、腎臓の専門的な治療が必要になります。自分の腎臓がどの段階なのかを知ることが、対応を考えるうえで役立ちます。まずは、経過をみながら、進行を抑えることを目指します。
腎臓の働きが低下すると出てくる症状
腎臓の働きが低下し、進行してくると、次のような症状が現れることがあります。
- むくみ(足やまぶたなど)
- だるさ、疲れやすさ
- 貧血(顔色が悪い、動くと息切れするなど)
- 尿の変化(量が増える・減る、夜間のトイレが増える、泡立ちなど)
- 血圧の上昇
- 食欲の低下、吐き気
- 皮膚のかゆみ
これらの症状は、腎臓の働きがかなり低下してから出てくることが多いものです。症状が出る前に、健診の数値で早めに気づくことが大切です。
糖尿病と腎臓
糖尿病は、腎臓の働きを低下させる大きな原因です。血糖が高い状態が続くと、腎臓のろ過装置(糸球体)が傷つき、少しずつ腎臓の働きが低下していきます(糖尿病腎症)。糖尿病腎症は、透析が必要になる原因として、最も多いものの一つです。
糖尿病のある方は、腎臓への影響を早く知るために、定期的に尿検査(尿タンパクなど)や血液検査を受けることが大切です。血糖と血圧をよく管理することが、腎臓を守ることにつながります。
高血圧と腎臓
高血圧も、腎臓の働きを低下させる大きな原因です。高い血圧が続くと、腎臓の血管が傷つき、腎臓の働きが低下します(腎硬化症)。
さらに、腎臓の働きが低下すると、血圧が上がりやすくなり、それがまた腎臓を傷つける、という悪循環に陥ることもあります。高血圧のある方は、血圧をよく管理することが、腎臓を守るうえでとても大切です。
貧血と腎臓
腎臓は、赤血球をつくるように促すホルモンを出しています。腎臓の働きが低下すると、このホルモンが不足し、貧血になることがあります(腎性貧血)。
健診で、腎機能の低下と貧血の両方を指摘された場合、腎臓の働きの低下が、貧血に関わっている可能性もあります。だるさや息切れなどの症状がある場合は、あわせて相談しましょう。
一時的な低下と、続く低下
腎臓の数値は、脱水や、一部の薬の影響などで、一時的に低下することがあります。こうした一時的な低下は、原因が解消すれば回復することもあります。
一方、慢性腎臓病による低下は、ゆっくりと続いていくものです。健診で一度指摘されたら、一時的なものか、続くものかを見きわめるためにも、あらためて確認し、経過をみることが大切です。
高齢の方の腎機能
腎臓の働きは、年齢とともにゆるやかに低下していきます。そのため、高齢の方では、eGFRが若い頃より低めになっていることがあります。加齢による変化は自然なものですが、糖尿病や高血圧が加わると、低下が進みやすくなります。
高齢の方は、脱水になりやすく、脱水は腎臓に負担をかけます。こまめな水分補給に気を配りましょう(水分制限がある方は医師の指示に従ってください)。また、多くの薬を飲んでいる方も多いため、薬の影響にも注意が必要です。ふだんと様子が違う、むくみやだるさが強いといった場合は、相談しましょう。
腎臓に負担をかけやすい薬に注意
薬の中には、腎臓に負担をかけることがあるものがあります。とくに、市販の痛み止めや解熱鎮痛薬(一部の非ステロイド性抗炎症薬)を、自己判断で長く使いすぎると、腎臓の働きに影響することがあります。
また、画像検査で使う造影剤なども、腎臓の働きが低下している方では注意が必要です(なお、当院では造影剤を使うCT検査は行っておりません)。腎機能を指摘されている方は、市販薬を使う際や、ほかの医療機関を受診する際に、腎臓のことを伝えておくと安心です。飲んでいる薬について気になることがあれば、ご相談ください。
腎臓を守る食事について
腎臓を守るうえで、食事の基本は減塩です。塩分のとりすぎは血圧を上げ、腎臓に負担をかけます。加工食品・めん類の汁・外食などに注意し、うす味を心がけましょう。
なお、腎臓の働きの程度によっては、たんぱく質・カリウム・リンなどの調整が必要になることもあります。ただし、これは腎臓の状態に応じて、医師や管理栄養士の指導のもとで行うものです。健康な段階で、自己判断で極端にたんぱく質を制限したりする必要はありません。腎臓の状態に合った食事を、相談しながら整えていきましょう。
腎機能が気になったときに避けたいこと
腎機能を指摘されて心配なあまり、自己判断で極端なことをするのは避けましょう。たとえば、良かれと思って水分を大量にとりすぎる、特定の食品を極端に避ける、腎臓によいとうたうサプリメントに頼る、市販の痛み止めを常用する、といったことは、かえって体に負担をかけることがあります。
大切なのは、まず正しく状態を把握し、原因に応じた対応をとることです。心配なことがあれば、自己判断せず、医師に相談してください。
定期的にチェックすることの大切さ
腎臓の働きの低下は、症状がないまま進むことがあります。だからこそ、症状がなくても、健診などで定期的にクレアチニン・eGFRや尿検査を受け、腎臓の状態の変化に気を配ることが大切です。
とくに、糖尿病・高血圧のある方や、過去に腎機能を指摘された方は、定期的な確認が重要です。数値の変化を早めにとらえることが、進行を抑えることにつながります。
腎臓と上手に付き合うために
腎臓の働きの低下は、症状がないまま進むため、つい後回しにされがちです。しかし、早い段階で気づいて対応すれば、進行を抑えることが期待できます。大切なのは、症状がなくても、数値を手がかりに早めに気づき、原因に応じた対応を続けることです。
まずは、血圧・血糖の管理、減塩、禁煙、適正体重、薬の注意などから始め、定期的に腎臓の状態を確認していきます。腎臓を守ることは、透析を避けることだけでなく、心筋梗塞や脳卒中を防ぐことにもつながります。健診で腎機能を指摘されたら、放置せずに、一度ご相談ください。
eGFRの数値の見方
eGFRは、腎臓のろ過能力の目安で、値が低いほど腎臓の働きが低下していることを示します。健診の結果では、その年の値だけでなく、これまでの変化とあわせてみることが役立ちます。
「少しずつ下がってきている」という段階で気づいて対応できれば、進行を抑えやすくなります。一度の値で一喜一憂するより、経過をみることが大切です。急に大きく下がった場合や、低い値が続く場合は、放置せず、原因を確認しましょう。
若い世代の腎機能低下
腎機能の低下は、高齢の方だけの問題ではありません。若い世代でも、腎炎などの腎臓の病気や、糖尿病・高血圧などを背景に、腎臓の働きが低下することがあります。
若い方で腎機能の低下や、尿タンパク・血尿を指摘された場合は、腎臓の病気が隠れていることもあります。放置せず、一度きちんと調べておくことが大切です。
腎臓の病気にはどんなものがあるか
腎臓の働きを低下させる病気には、さまざまなものがあります。糖尿病による腎臓の障害(糖尿病腎症)、高血圧による障害(腎硬化症)、腎臓のろ過装置の炎症(糸球体腎炎)、腎臓に袋ができる病気(多発性のう胞腎)などです。
これらは、血液検査・尿検査・画像検査などを組み合わせて診断します。病気によって、治療や経過が異なります。まずは、腎機能の低下の原因を確認することが大切な第一歩です。専門的な検査や治療が必要な場合は、腎臓の専門(腎臓内科)と連携して対応します。
動脈硬化を調べる検査(CAVI・ABI)
慢性腎臓病は、心臓や血管の病気(心筋梗塞・脳卒中など)のリスクを高め、動脈硬化(血管が硬く、もろくなること)とも関わることが分かっています。この動脈硬化の程度や、血管の状態を調べる検査として、「CAVI(キャビィ)」「ABI(エービーアイ)」という、脈波を用いた検査があります。
この検査は、両腕と両足首に、血圧計のような帯(カフ)を巻いて、あお向けに寝たまま、数分で行える、痛みのない検査です。
- CAVI(心臓足首血管指数):血管の硬さを調べ、動脈硬化がどのくらい進んでいるかの目安になります。値が高いほど、動脈硬化が進んでいることを示します。測定時の血圧の影響を受けにくいのが特徴です。
- ABI(足関節上腕血圧比):腕と足首の血圧を比べ、足の動脈が狭くなったり詰まったりしていないか(下肢の動脈硬化・末梢動脈疾患)を調べます。足首の血圧が腕に比べて低い場合、足の血管の動脈硬化が疑われます。
腎機能が低下している方は、動脈硬化や心臓・血管の病気のリスクが高いため、こうした検査で血管の状態を確認しておくことが役立ちます。当院では、このCAVI・ABI(脈波の検査)を行うことができます。
当院での対応について
新高円寺クリニック(東京都杉並区・新高円寺駅徒歩2分)では、腎機能の異常の診療に対応しています。血液検査でクレアチニン・eGFRの経過を確認し、尿検査や、必要に応じた超音波検査などで、腎臓の状態を調べます。あわせて、腎臓に影響する高血圧・糖尿病などの管理や、生活習慣のアドバイスを行います。また、脈波の検査(CAVI・ABI)により、血管の硬さや、足の動脈の状態など、動脈硬化の程度を調べることもできます。専門的な対応が必要な場合は、腎臓の専門(腎臓内科)へおつなぎします。
「健診で腎機能が低下と言われた」「クレアチニンが高い」「eGFRが低いと指摘された」といった方も、お気軽にご相談ください。健診の結果をお持ちいただくとスムーズです。
よくある質問
Q. eGFRが少し低いですが、症状はありません。受診したほうがよいですか? A. 腎臓の働きの低下は、初期には症状が出にくいものです。症状がなくても、放置せず、経過の確認や原因の評価のために、一度ご相談ください。
Q. 動脈硬化を調べる検査はありますか? A. はい。当院では、脈波を用いたCAVI・ABIという検査を行えます。両腕・両足首に帯を巻いて数分で行える、痛みのない検査で、血管の硬さ(動脈硬化の程度)や、足の動脈の状態を調べられます。
Q. クレアチニンが高いと言われました。腎臓が悪いのですか? A. クレアチニンが高いと、腎臓の働きが低下していることが考えられます。ただし、脱水や筋肉量などの影響もあるため、経過や尿検査とあわせて判断します。
Q. 腎臓の働きは、回復しますか? A. 脱水などによる一時的な低下は回復することがあります。一方、慢性腎臓病による低下は、進行を抑えることが目標になります。早めの対応が大切です。
Q. 腎臓を守るために、水をたくさん飲んだほうがよいですか? A. 脱水は腎臓に負担をかけるため、適切な水分補給は大切です。ただし、とりすぎがよくない場合もあり、腎臓の病気の状態によります。水分の量は医師に相談しましょう。
Q. たんぱく質は控えたほうがよいですか? A. 腎臓の状態によっては調整が必要なこともありますが、医師や管理栄養士の指導のもとで行います。自己判断で極端に制限する必要はありません。
Q. 痛み止めは飲んでも大丈夫ですか? A. 一部の痛み止め(解熱鎮痛薬)は、使いすぎると腎臓に負担をかけることがあります。腎機能を指摘されている方は、使う前に相談すると安心です。
Q. eGFRやクレアチニンは、尿タンパクと何が違うのですか? A. eGFR・クレアチニンは血液で腎臓の「ろ過の働き」をみるもの、尿タンパクは尿に出るたんぱくをみるものです。両方をあわせてみることで、腎臓の状態をより正確に把握できます。
Q. 健診で毎年eGFRが少しずつ下がっています。大丈夫ですか? A. 少しずつでも下がっている場合は、早めの対応がすすめられます。原因(高血圧・糖尿病など)の確認と管理のために、一度ご相談ください。
Q. 腎臓が悪いと、透析が必要になるのですか? A. 進行すると透析が必要になることもありますが、早い段階で気づき、原因を管理して進行を抑えれば、透析を避けられることも期待できます。早めの対応が大切です。
Q. 腎臓の数値が悪いと言われましたが、生活で気をつけることは? A. 血圧・血糖の管理、減塩、禁煙、適正体重、脱水を避けること、市販の痛み止めの使いすぎに注意することなどが大切です。具体的な工夫はご相談ください。
Q. サプリメントは腎臓によいですか? A. 「腎臓によい」とうたうサプリメントの中には、かえって負担になるものもあります。自己判断で頼らず、気になる場合は医師に相談してください。
Q. 腎機能が低いと言われましたが、症状は何もありません。放っておいてよいですか? A. 腎臓の働きの低下は、初期には症状が出ません。症状がないからこそ、放置せず、経過の確認と原因の管理を続けることが、進行を防ぐうえで大切です。
Q. 脱水で腎臓の数値が悪くなることがあると聞きました。本当ですか? A. はい。脱水は腎臓に負担をかけ、一時的に数値が悪くなることがあります。適切な水分補給が大切です(水分制限がある方は医師の指示に従ってください)。
Q. 塩分を控えると、腎臓によいのですか? A. はい。減塩は血圧を下げ、腎臓の負担を減らすことにつながります。腎臓を守る食事の基本の一つです。
まとめ
- クレアチニンが高い/eGFRが低いのは、腎臓の働きの低下を示すことがある(eGFR 60未満が続くと目安)
- 腎臓の働きの低下は初期に症状が出にくく、放置すると透析が必要になることも
- 慢性腎臓病は、心筋梗塞・脳卒中などのリスクも高める
- 主な原因は糖尿病・高血圧など。これらの管理が腎臓を守る基本
- 血圧・血糖・減塩・禁煙・薬の注意などで、進行を抑えることが期待できる
診療科目:内科・外科・整形外科・呼吸器内科・消化器内科・アレルギー科・性感染症内科・訪問診療 所在地:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目11−3 麻吉ビル2F(新高円寺駅2番出口より徒歩2分) 電話:03-5377-5388 ご予約:WEB予約・LINEからも承っています