CT検査とレントゲンの違いは?どんな症状のときに受けるべきか医師が解説|杉並区・新高円寺駅で何でも相談しやすいクリニックなら|新高円寺クリニック

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CT検査とレントゲンの違いは?どんな症状のときに受けるべきか医師が解説

CT検査とレントゲンの違いは?どんな症状のときに受けるべきか医師が解説|杉並区・新高円寺駅で何でも相談しやすいクリニックなら|新高円寺クリニック

2026年3月30日

「CT検査とレントゲンって何が違うの?」「どんなときにCTを撮るの?」——そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

どちらもX線を使った画像検査ですが、得られる情報量や適した症状には大きな違いがあります。この記事では、CT検査とレントゲンの違い、CT検査でわかること・わかりにくいこと、そしてどんな症状のときにCT検査を検討すべきかを、できるだけわかりやすく解説します。

CT検査とレントゲン、何が違うの?

レントゲン(X線撮影)とは

レントゲンは、X線を体の一方向から照射し、体を透過した量の差を画像にする検査です。骨や肺のように、X線を通しやすい組織と通しにくい組織の差が大きい部位の観察に優れています。

検査時間は数秒〜数十秒と短く、被ばく量も少なめです。費用も比較的安価で、多くのクリニックで受けることができます。健康診断の胸部X線や、骨折が疑われるときの手足の撮影などで広く使われています。

CT検査とは

CTは、日本語で「コンピュータ断層撮影」と呼ばれる検査です。エックス線を体の周囲360度からさまざまな角度で照射し、コンピュータで処理することで、体の断面画像(輪切りの画像)を作成します。

レントゲンが「影絵」のような平面画像であるのに対して、CTは体の内部を輪切りにした立体的な情報として捉えることができます。臓器の形・大きさ・位置関係を細かく把握でき、病変の有無や範囲をより詳しく調べることが可能です。

2つの検査を比較すると

レントゲンCT検査
画像の次元2D(平面)3D(断面・立体)
検査時間数秒〜数十秒数分〜10分程度
被ばく量少ないレントゲンより多い
費用(目安)比較的安価レントゲンより高め
得意な部位骨・肺・胸部頭部・腹部・胸部・骨盤など全身
わかる情報量比較的シンプル非常に多い

CT検査でわかること

CT検査は、体のさまざまな部位の状態を詳しく調べることができます。以下に主な例を挙げます。

頭部

脳梗塞や脳出血の有無、脳腫瘍の存在、頭蓋骨の骨折などを調べることができます。突然の激しい頭痛や意識障害、手足のしびれなどが現れた場合、頭部CTは重要な情報をもたらします。

胸部

肺炎・肺がん・気胸・胸水などの肺や胸腔の状態、心臓の大きさや形状、大動脈の状態などを確認できます。レントゲンでは見えにくい小さな病変も、CTであれば発見できることがあります。

腹部・骨盤

肝臓・膵臓・腎臓・脾臓などの臓器の形や大きさ、腫瘤の有無、尿管結石の位置、腸閉塞の状態、腹腔内の出血などを調べることができます。急性腹症(急激な腹痛)の原因精査に特に有用です。

整形外科領域

骨折の有無・程度・形状、骨腫瘍、関節の状態などを詳細に評価できます。レントゲンでは確認しにくい微細な骨折や、複雑な骨折の全体像を把握するのに役立ちます。

血管

造影剤を使うCT検査(造影CT)では、動脈瘤・動脈硬化・血管の狭窄・血栓の有無なども評価できます(なお、造影CTは、後述のとおり当院では行っていません)。

CT検査でわかりにくいこと・苦手なこと

CT検査は非常に有用な検査ですが、すべてがわかるわけではありません。苦手とする領域もあります。

軟部組織の細かい評価——整形外科領域ではMRIが活躍する場面も

軟骨・靭帯・腱・筋肉・椎間板など、軟らかい組織の詳細な評価はCTよりもMRI(磁気共鳴画像)の方が得意です。MRIは放射線を使わず、磁気と電波を利用して画像を作成するため、被ばくの心配がなく、軟部組織のコントラストが非常に鮮明に描出されます。

整形外科の診療においてMRIが特に有用なケースを以下にまとめます。

腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症 椎間板(背骨と背骨の間のクッション)の膨隆や脱出、神経への圧迫の程度はMRIで明確に確認できます。「腰が痛い」「足にしびれや痛みが走る」といった症状では、神経の圧迫状態をMRIで評価することが標準的です。

膝の半月板損傷・靭帯損傷 スポーツ中の膝の捻りや衝撃で生じる半月板損傷・前十字靭帯損傷・後十字靭帯損傷は、骨に異常がなくても強い痛みや不安定感を生じます。これらの軟部組織の損傷はレントゲンやCTには映らず、MRIによる評価が必要です。「膝をひねった後から痛みが取れない」「膝が腫れている」という場合はMRIが適しています。

肩の腱板損傷 肩を動かすために重要な腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の4つの腱の集まり)の断裂や炎症の評価にMRIは優れています。「肩を上げると痛い」「夜間に肩が痛くて眠れない」といった症状で腱板損傷が疑われる場合、MRIで損傷の部位・程度・範囲を確認します。

骨挫傷(こつざしょう)・不顕性骨折

転倒や強い衝撃の後、レントゲンやCTで異常が映らなくても強い痛みが続く場合、骨の内部に微細なダメージが生じている「骨挫傷」や「不顕性骨折(隠れ骨折)」のことがあります。MRIは骨髄内の変化を鋭敏にとらえるため、これらの発見に適しています。

高齢者の転倒後によく見られる大腿骨頸部骨折も、骨のずれが少ない場合はレントゲンやCTで見逃されることがあります。股関節・鼠径部の痛みが続く場合はMRIによる追加評価が有用です。

股関節の大腿骨頭壊死・変形性股関節症の初期 大腿骨頭壊死(太ももの骨の付け根が壊死する病気)は、初期段階ではレントゲンやCTに変化が現れにくく、MRIで早期発見できることがあります。原因不明の股関節痛が続く場合、MRIが有用です。

筋肉・腱の炎症・断裂 アキレス腱断裂、筋肉内の血腫(打撲後の内出血)、筋肉の炎症(筋炎)なども、MRIで詳細に評価できます。

CTとMRIの整形外科領域における使い分けの目安

症状・目的CTMRI
骨折の有無・骨片の形状
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄
膝の半月板・靭帯損傷×
肩の腱板損傷×
骨挫傷・不顕性骨折
大腿骨頸部骨折(転位なし・不全骨折)
骨腫瘍の有無
急性期の評価(緊急時)△(時間がかかる)

◎:非常に得意 ○:得意 △:苦手な場合がある ×:ほぼ描出できない

このように、整形外科の診療では「まずレントゲンやCTで骨の状態を確認し、必要に応じてMRIを追加する」という流れが一般的です。どの検査が必要かは症状と診察所見をもとに医師が判断します。

早期の脳梗塞

脳梗塞が発症してから数時間以内の超急性期は、CTでは変化が映りにくい場合があります。この時期の評価にはMRIが適しています。

消化管の粘膜面

胃や腸の粘膜表面の細かい変化(早期がんの粘膜内病変など)は、内視鏡検査の方が直接観察できるため、精度が高くなります。CTは消化管の周囲への広がりや遠隔転移の評価に用いられることが多いです。

放射線被ばくの問題

CTはレントゲンに比べて被ばく量が多くなります。そのため、妊娠中の方や繰り返しの検査が必要な場合には、必要性とリスクを医師が判断したうえで実施されます。必要のない検査を繰り返すことは推奨されていません。

レントゲン検査について詳しく

レントゲン検査(エックス線撮影)は、体にエックス線をあてて、その通り抜け方の違いを画像にする検査です。短時間で行え、被ばくも比較的少なく、手軽に受けられるのが特徴です。

レントゲンが得意なのは、骨や、空気を含む肺の評価です。骨折や、肺炎・肺の異常、心臓の大きさ、腸のガスの様子などを、まず大まかに確認するのに適しています。健診の胸部レントゲンなどでも、広く使われています。

一方、レントゲンは、体を1方向から平面的にとらえるため、臓器が重なって写り、細かい部分や、奥行きのある病変は分かりにくいことがあります。そこで、より詳しく調べる必要があるときに、CT検査を行います。

CTとMRIの違い

CTと混同されやすい検査に、MRIがあります。どちらも体の断面を画像にする検査ですが、仕組みと得意分野が異なります。

CTはエックス線を使い、短時間で撮影でき、骨・肺・出血・結石などをとらえるのが得意です。一方、MRIは磁気を使う検査で、エックス線による被ばくがなく、脳や脊髄、筋肉・靭帯・椎間板などの、やわらかい組織(軟部組織)を詳しく調べるのが得意です。

たとえば、頭を打った直後の出血の確認や、肺・お腹の急な病気にはCTが、脳梗塞の詳しい評価や、椎間板ヘルニア・靭帯の損傷などにはMRIが、それぞれ適しています。MRIは撮影に時間がかかり、強い磁気を使うため、体内に金属やペースメーカーがある方などは受けられないことがあります。当院ではMRIは行っていないため、MRIが必要な場合は、連携する医療機関へご紹介します。

CTと超音波(エコー)の違い

超音波(エコー)検査は、超音波をあてて、その反射を画像にする検査です。エックス線による被ばくがなく、体への負担が少なく、その場でリアルタイムに観察できるのが特徴です。

肝臓・胆のう・腎臓などのお腹の臓器、甲状腺、頸動脈、心臓、体の表面のしこりなどの評価に適しています。手軽に繰り返し行える一方、空気やガス、骨のうしろは観察しにくいといった苦手な部分もあります。CT・レントゲン・超音波は、それぞれ得意分野が異なるため、症状に応じて使い分けたり、組み合わせたりします。

こんな症状・状況のときはCT検査を検討

以下のような症状がある場合、CT検査が診断の助けになることがあります。ただし、実際に検査が必要かどうかは診察の結果によって医師が判断します。自己判断での検査受診はお勧めしません。まずは受診してご相談ください。

頭部のCTが役立ちやすい症状

  • 突然起きた激しい頭痛(「今まで経験したことのない頭痛」)
  • 頭部への強い外傷・打撲の後
  • 手足のしびれ・脱力が急に現れた
  • ろれつが回らなくなった、言葉が出にくくなった
  • めまいが強く、嘔吐を伴う

胸部のCTが役立ちやすい症状

  • 長引く咳・痰
  • レントゲンで異常影が指摘されたが、詳しく調べたい
  • 息苦しさが続く
  • 健診でひっかかり、精密検査を勧められた

腹部・骨盤のCTが役立ちやすい症状

  • 急激な腹痛(特に右下腹部・背部・わき腹など)
  • 血尿が出た
  • 腹部に硬いしこりを感じる
  • 腹部膨満感が続く

整形外科領域でCTが役立ちやすい状況

  • レントゲンで骨折が疑われるが、全体像をより詳しく確認したい
  • 複雑な骨折で、骨片の位置関係を正確に把握する必要がある
  • 骨の腫瘍・腫瘤が疑われる

部位別にみるCT検査

CT検査は、体のさまざまな部位の評価に使われます。代表的なものを挙げます。

頭部のCT 脳の出血(脳出血・くも膜下出血)や、頭を打った後の頭の中の出血、頭蓋骨の骨折などを調べるのに適しています。突然の激しい頭痛や、頭部のけが、手足の麻痺などの症状があるときに行われます。なお、脳梗塞は、ごく早い段階ではCTに写りにくいことがあり、時間の経過や、ほかの検査とあわせて判断します。

胸部のCT 肺炎、肺の影やしこり(肺がんを含む)、気胸、間質性肺炎など、肺の病気を詳しく調べるのに適しています。長引く咳や、健診の胸部レントゲンで異常を指摘されたときなどに行われます。

腹部のCT 虫垂炎(盲腸)、腸閉塞、尿路結石、胆石、膵炎、お腹の中の出血や腫瘍など、さまざまなお腹の病気を調べるのに役立ちます。強い腹痛のときに、原因を見きわめるうえで、重要な検査です。

骨・関節のCT 複雑な骨折や、レントゲンでは分かりにくい骨折の詳しい評価に適しています。骨の立体的な状態を確認できます。

このように、CTは幅広い部位で活用され、とくに、頭部・胸部・腹部の急な病気や、精密な評価が必要なときに力を発揮します。

CT検査を受けるときの流れ

はじめてCT検査を受ける方のために、当院での検査の流れをご説明します。

1. 診察・検査のご説明 まず医師が症状を診察し、CT検査の必要性・目的・注意事項についてご説明します。

2. 検査前の準備 腹部CTの場合、検査の数時間前から絶食をお願いすることがあります。金属類(アクセサリー・補聴器など)は外していただきます。

3. 検査 検査台に横になり、ドーナツ型の装置の中をゆっくりと通過します。検査中は数秒〜数十秒の間、息を止めていただくことがあります。痛みはありません。検査時間は撮影部位によって異なりますが、おおむね5〜15分程度です。

4. 結果のご説明 画像を医師が確認し、診察室にてご説明します。当院では検査当日に結果をお伝えすることを基本としています。

CT検査の被ばくについて

CT検査は、エックス線を使うため、放射線による被ばくがあります。レントゲンに比べると、CTの被ばく量は多くなります。「被ばく」と聞くと、不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、CT検査による被ばくは、検査で得られる情報(病気の早期発見や、正確な診断)というメリットが、リスクを上回ると判断される場合に行われます。むやみに検査をするのではなく、必要なときに、必要な検査を行うことが大切です。過度に心配せず、気になることがあれば、医師に相談してください。とくに、妊娠中や、その可能性がある場合は、事前にお知らせください。

造影剤を使うCT検査について

CT検査では、より詳しく調べるために、「造影剤」という薬を使うことがあります(造影CT)。造影剤を血管に注射することで、血管や、病変の様子を、よりはっきりととらえることができます。血管の病気や、腫瘍の評価などで用いられます。

造影剤を使う際は、注意が必要な場合があります。造影剤にアレルギーのある方、腎臓の働きが低下している方、ぜんそくのある方などは、注意が必要です。また、造影剤は、まれに、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)などを起こすことがあります。

こうしたリスクを考慮し、当院では、造影剤を使う検査(造影CT)は行っておりません。当院で行うのは、造影剤を使わないCT検査(単純CT)です。造影CTが必要と判断した場合は、造影検査が可能な医療機関へご紹介します。

CT検査を受けるときの注意点

CT検査を受けるにあたって、次のような場合は、事前にお知らせください。

  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある
  • 過去に、検査で具合が悪くなったことがある

検査自体は、多くの場合、短時間で終わり、痛みもありません。台に寝て、装置の中を通るだけで撮影できます。金属は画像に影響することがあるため、撮影する部位によっては、アクセサリーなどを外していただくことがあります。

子ども・高齢の方・妊娠中の方のCT検査

子どもや、妊娠中・その可能性がある方では、被ばくにとくに配慮します。検査の必要性を慎重に判断し、場合によっては、被ばくのない超音波検査や、MRIなど、ほかの検査での代替を検討します。

高齢の方では、腎臓の働きや、持病、飲んでいる薬などもふまえて、検査を行うかどうか、その方に合った方法を判断します。いずれの場合も、必要性と安全性を考えて進めます。妊娠の可能性がある場合は、必ず事前にお知らせください。

健診・人間ドックとCT検査

CT検査は、症状があるときの診断だけでなく、健診や人間ドックなどでも使われることがあります。たとえば、肺の状態を詳しく調べるCTによる検査は、肺の病気を早期に見つける目的で行われることがあります。

健診の胸部レントゲンで異常を指摘されて、精密検査としてCTを行うこともあります。健診の結果で気になる指摘があった場合は、CTを含めた精密検査について、ご相談ください。

CT検査の費用や時間について

CT検査は、症状があり、医師が必要と判断して行う場合には、健康保険が適用されます。

費用の大まかな目安ですが、健康保険で3割負担の方の場合、造影剤を使わないCT検査(単純CT)で、1つの部位あたり、おおよそ4,000〜5,000円程度が一つの目安です(1割負担の方は、この3分の1程度になります)。ただし、これはあくまで大まかな目安であり、実際の費用は、撮影する部位や範囲などによって異なります。また、これとは別に、診察料や、あわせて行うほかの検査(レントゲン・血液検査など)の費用がかかります。

検査にかかる時間は、撮影自体は数分程度と短時間です。当院では、診察から検査、結果の説明までを、同じ日に行える体制を整えています。詳しい費用や流れについては、受診の際におたずねください。

CTでわかる主な病気の例

CT検査で見つけたり、詳しく調べたりできる病気には、次のようなものがあります。

  • 頭:脳出血、くも膜下出血、頭を打った後の頭の中の出血、頭蓋骨の骨折
  • 胸:肺炎、肺がんを含む肺のしこりや影、気胸、間質性肺炎
  • お腹:虫垂炎、腸閉塞、尿路結石、胆石、膵炎、お腹の中の出血や腫瘍
  • 骨:複雑な骨折、レントゲンでは分かりにくい骨折

このように、CTは、命に関わる急な病気から、健診で見つかった異常の精密検査まで、幅広く役立ちます。症状や状況に応じて、必要な場合に行います。

急な症状とCT検査

CT検査は、急な症状の原因を、短時間で詳しく調べられるため、急を要する場面で大きな役割を果たします。たとえば、突然の激しい頭痛や、頭部のけが、強い腹痛、胸の症状などでは、CTによって、緊急の対応が必要な病気を早く見つけられることがあります。

当院では、院内でCT検査が可能なため、こうした急な症状に対しても、その日のうちに詳しく調べ、必要な対応を判断することができます。緊急の手術など、より高度な対応が必要と判断した場合は、速やかに適切な医療機関へおつなぎします。

レントゲンとCT、どちらを受けるのか

「レントゲンとCT、どちらを受ければよいのか」と迷う方もいるかもしれませんが、これは、症状や状況をもとに、医師が判断します。ご自身で選ぶ必要はありません。

一般的には、まずレントゲンで大まかに確認し、より詳しく調べる必要があるときにCTを行う、という流れになることが多いです。ただし、症状によっては、はじめからCTが適していることもあります。どの検査が必要かは、診察のうえで、その方に合ったものを選びます。

CT検査の結果と、その後について

CT検査で撮影した画像は、医師が確認し、異常がないか、どんな病気が考えられるかを判断します。当院では、撮影した画像を、その日のうちに医師が確認し、結果をお伝えすることが可能です。

なお、より専門的な判断のために、放射線科の専門医による画像の読影(くわしい判読)を依頼する場合があります。その場合は、読影の結果(レポート)が届くのが後日となるため、くわしい結果のご説明は、翌日以降となります。

検査の結果、経過をみてよい場合もあれば、治療が必要な場合、さらにくわしい検査(MRIなど)が必要な場合もあります。より高度な検査や、専門的な治療が必要と判断したときは、適切な医療機関へおつなぎします。結果について分からないことがあれば、遠慮なくおたずねください。

身近な場所でCT検査を受けられるということ

CT検査というと、大きな病院で受けるイメージがあるかもしれません。しかし、症状があって、詳しく調べたいときに、身近なクリニックでCT検査を受けられると、次のような利点があります。

  • 大きな病院を予約して、後日あらためて受けに行く、という手間が省ける
  • 診察・検査・結果の説明・今後の方針を、同じ日に進められる
  • 気になる症状を、早い段階で詳しく調べられる

「大きな病院に行くほどか迷う」「でも、しっかり調べておきたい」というときに、まず相談できる場所として、院内でCT検査ができるクリニックは役立ちます。もちろん、緊急の対応や、より高度な検査・治療が必要な場合は、適切な医療機関と連携して対応します。

CTが苦手な病気は、ほかの検査で調べる

CTは万能ではなく、苦手な分野もあります。たとえば、脳梗塞のごく早い段階の変化や、筋肉・靭帯・椎間板などのやわらかい組織の細かい状態、脊髄の様子などは、CTよりMRIのほうが詳しく分かります。また、胃や大腸の内側の粘膜の状態は、内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)のほうが直接観察できます。

このように、病気や部位によって、適した検査は異なります。CTだけで判断するのではなく、必要に応じて、MRI・超音波・内視鏡・血液検査などを組み合わせて、総合的に診断していきます。どの検査が必要かは、症状をもとに判断し、当院で対応できない検査が必要な場合は、連携する医療機関へご紹介します。

当院のCT検査について

新高円寺クリニック(東京都杉並区・新高円寺駅徒歩2分)では、原則的に予約不要でCT検査を院内で実施しています。診察からCT検査・結果の説明・治療方針の決定まで、同じ日に行うことが可能です。撮影したCTは、その日のうちに医師が確認し、結果をお伝えできます(放射線科の専門医に読影を依頼した場合は、くわしい結果のご説明は翌日以降となります)。

なお、当院で実施するのは、造影剤を使わないCT検査(単純CT)です。造影剤は、まれにアナフィラキシー(重いアレルギー反応)などを起こすことがあり、こうしたリスクを考慮して、当院では、造影剤を使う検査(造影CT)は行っておりません。造影CTや、MRIなど、より高度な検査や専門的な治療が必要と判断した場合は、造影検査などが可能な適切な医療機関へおつなぎします。

「症状はあるけれど、大きな病院に行くほどか迷っている」「CT検査を勧められた」「健診で引っかかり精密検査が必要」といった場合も、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. CT検査は痛いですか?時間はかかりますか? A. 痛みはありません。台に寝て、装置の中を通るだけで、撮影自体は数分程度と短時間で終わります。

Q. CTの被ばくは、体に害はないのですか? A. レントゲンより被ばく量は多くなりますが、検査で得られる情報のメリットが上回ると判断される場合に行います。過度に心配せず、気になることは相談してください。妊娠中・その可能性がある場合はお知らせください。

Q. レントゲンだけでは分からないのですか? A. レントゲンでまず大まかに確認し、より詳しく調べる必要があるときにCTを行います。症状や状況によって、適した検査を選びます。

Q. CTとMRIは、どちらがよいのですか? A. 得意分野が異なります。出血・肺・お腹の急な病気にはCT、脳梗塞の詳しい評価や靭帯・椎間板などにはMRIが適しています。当院ではMRIが必要な場合、連携先へご紹介します。

Q. 造影剤とは何ですか?当院で造影CTは受けられますか? A. 造影剤は、血管や病変をはっきり写すために使う薬です。ただし、まれにアナフィラキシー(重いアレルギー反応)などを起こすことがあり、そのリスクを考慮して、当院では造影剤を使う検査(造影CT)は行っておりません。造影CTが必要な場合は、可能な医療機関へご紹介します。

Q. CT検査は予約が必要ですか? A. 原則的に予約不要です。

Q. かかりつけ医にCT検査を勧められました。受けられますか? A. はい。当院では院内でCT検査が可能です。紹介の内容や、これまでの検査の結果があれば、お持ちいただくとスムーズです。

Q. 健診で肺に影を指摘されました。CTで調べられますか? A. はい。胸部の精密検査として、CTで詳しく調べることができます。健診の結果をお持ちのうえ、ご相談ください。

Q. CTで異常がなければ、もう安心してよいですか? A. その時点で大きな異常がないことは安心材料ですが、CTが苦手な病気もあります。症状が続く場合は、ほかの検査を含めて、あらためて相談してください。

Q. 検査のとき、服は着たままでよいですか? A. 撮影する部位によっては、金属のついた衣類やアクセサリーを外していただくことがあります。金属は画像に影響することがあるためです。詳しくは当日ご案内します。

Q. CTの結果は、いつわかりますか? A. 当院では、撮影した画像をその日のうちに医師が確認し、結果を説明できます。ただし、放射線科の専門医による読影(くわしい判読)を依頼した場合は、その結果が届くのが後日となるため、くわしい結果のご説明は翌日以降になります。

Q. CT検査の費用はどのくらいですか? A. 健康保険が適用される場合、3割負担の方で、単純CT(造影剤なし)1部位あたり、おおよそ5,000〜8,000円程度が目安です(1割負担なら約3分の1)。撮影する部位や医療機関によって異なり、診察料やほかの検査の費用は別にかかります。正確な費用は、受付でおたずねください。

Q. 症状がなくても、念のためCTを受けたほうがよいですか? A. CTは、症状や状況に応じて必要なときに行う検査です。被ばくもあるため、むやみに受けるより、医師の判断のもとで行うことが大切です。気になる症状があれば、まずご相談ください。

まとめ

  • レントゲンは短時間・低被ばくで骨や肺の評価に優れたシンプルな検査
  • CTは体の断面を立体的に捉えられる情報量の多い検査
  • CTが特に力を発揮するのは頭部・胸部・腹部の精密評価複雑な骨折の確認
  • 軟部組織(靭帯・椎間板など)の詳細評価はMRIの方が得意な場合もある
  • CT検査が必要かどうかは医師の診察をもとに判断されます

気になる症状がある方は、まずはお気軽に受診・ご相談ください。

診療科目:内科・外科・整形外科・消化器科・呼吸器科・性感染症内科・アレルギー科・往診・在宅医療 所在地:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目11−3 麻吉ビル2F(新高円寺駅2番出口より徒歩2分) 電話:03-5377-5388 ご予約:WEB予約・LINEからも承っています

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