犬・猫・人に噛まれたら?傷の洗い方・縫合の判断・ヘビ咬傷(マムシ・ハブ・ヤマカガシ)も解説|杉並区・新高円寺駅で何でも相談しやすいクリニックなら|新高円寺クリニック

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犬・猫・人に噛まれたら?傷の洗い方・縫合の判断・ヘビ咬傷(マムシ・ハブ・ヤマカガシ)も解説

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2026年7月08日

ペットや動物に噛まれる事故は、決して珍しいことではありません。犬や猫に噛まれた、子ども同士のけんかで噛まれた、屋外でヘビに噛まれた——こうしたとき、「洗って様子を見ればいい」と自己判断してしまいがちですが、動物に噛まれた傷(咬傷)は、見た目以上に感染しやすく、注意が必要です。

この記事では、動物に噛まれたときの応急処置、感染しやすい理由、傷を縫うべきかどうかの判断(縫える時間の目安や、顔の傷の考え方を含む)、破傷風や狂犬病、そしてヘビ(マムシ・ハブ・ヤマカガシ)に噛まれたときの違いまで、できるだけくわしく解説します。

動物に噛まれたら、まず何をする?

噛まれたときに最初にすべきことは、傷を流水と石けんでよく洗うことです。動物の口の中には多くの細菌がいるため、すぐに十分に洗い流すことが、感染を防ぐうえで最も大切です。数分間、しっかりと流水で洗いましょう。

出血している場合は、清潔なガーゼやタオルで傷口を押さえて圧迫します。多くの出血は、しばらく圧迫すれば止まります。傷を洗って清潔にしたら、できるだけ早めに医療機関を受診してください。

「小さな傷だから」と軽く見て放置すると、後から赤く腫れて化膿したり、思わぬ重い感染につながったりすることがあります。とくに、猫に噛まれた傷、手の傷、深い傷、人に噛まれた傷は、感染のリスクが高いため、必ず受診をおすすめします。

動物に噛まれた傷が「感染しやすい」理由

動物に噛まれた傷が感染しやすいのには、いくつかの理由があります。

まず、動物の口の中には、非常に多くの種類の細菌がすんでいます。噛まれると、これらの細菌が傷の奥深くに運び込まれます。とくに、歯による傷は、表面は小さく見えても、深いところまで達していることがあり、その奥に細菌が閉じ込められてしまいます。

また、噛まれた傷は、皮膚や皮下の組織が押しつぶされるようにして傷つくため、血のめぐりが悪くなり、体の免疫が届きにくく、細菌が増えやすい環境になります。こうした理由から、動物咬傷は、ふつうの切り傷よりも感染しやすいのです。

噛んだ動物による違い

犬に噛まれた場合

犬咬傷は、動物咬傷の中で最も多いものです。力が強いため、皮膚が引き裂かれたり、深い傷になったりすることがあります。傷の大きさや深さによっては、組織の損傷が問題になります。犬の口の中の細菌による感染にも注意が必要です。

猫に噛まれた場合

猫咬傷は、犬よりも傷が小さく見えることが多い一方で、感染しやすいという特徴があります。猫の歯は細く鋭いため、深く突き刺さり、細菌を組織の奥深くまで運び込みます。傷口は小さくても、内部で感染が広がりやすく、数時間のうちに赤く腫れて痛みが強くなることもあります。猫に噛まれたときは、とくに油断せず受診しましょう。

人に噛まれた場合

人に噛まれた傷(人咬傷)も、感染しやすい傷です。人の口の中にも多くの細菌がいます。とくに、けんかで相手の歯に手の拳が当たってできる傷は、見た目は小さくても、関節や腱に達して重い感染を起こすことがあり、注意が必要です。子ども同士で噛んだ・噛まれたという場合も、傷が深ければ受診をおすすめします。

動物に噛まれて起こりうる感染症

噛まれた傷から細菌が入ると、さまざまな感染症を起こすことがあります。

蜂窩織炎(ほうかしきえん) 皮膚やその下の組織に細菌が広がり、赤く腫れて熱をもち、痛む状態です。放置すると範囲が広がり、抗菌薬による治療が必要になります。

傷の化膿(膿がたまる) 傷の奥で細菌が増え、膿がたまることがあります。膿がたまった場合は、切開して出す処置が必要になることもあります。

猫ひっかき病 猫に噛まれたり引っかかれたりした後、数日から数週間して、傷の近くのリンパ節が腫れたり、発熱したりすることがあります。多くは自然に軽快しますが、症状が強い場合や免疫が低下している場合は、治療が必要になることがあります。

まれに起こる重い全身の感染 ごくまれに、犬や猫に噛まれた傷から、重い全身の感染(敗血症)を起こすことがあります。とくに、脾臓を摘出した方や、免疫が低下している方、アルコールを多く飲む方などは、重症化のリスクが高いとされ、注意が必要です。

これらの感染は、噛まれた直後にはわからず、数時間から数日して現れることもあります。傷が赤く腫れてきた、痛みが強くなった、熱が出たといった場合は、すぐに受診してください。

傷を縫ったほうがよいか、縫わないほうがよいか

噛まれた傷を「縫うかどうか」は、迷うところかもしれません。これは、いくつかの要素を総合して、医師が判断します。

基本的な考え方として、動物に噛まれた傷は感染しやすいため、むやみに縫って傷口を閉じてしまうと、中に細菌を閉じ込めてしまうおそれがあります。そのため、咬傷では、あえて縫わずに開けたままにして治す(開放創として管理する)ことや、慎重に判断することが多くなります。

一方で、傷が大きく開いている場合や、見た目・機能の面で縫ったほうがよい場合もあります。縫うかどうかは、次のような点を踏まえて決められます。

縫合を検討することが多い傷

  • 傷口が大きく開いていて、自然にはくっつきにくい傷
  • 顔など、見た目(整容)が大切で、血流が豊富な部位の傷
  • 出血のコントロールや、機能の回復のために縫合が望ましい傷

縫わずに開放にすることが多い傷

  • 猫に噛まれた深い刺し傷
  • 手や指、関節の周囲の傷
  • 人に噛まれた傷(とくに拳の傷)
  • すでに時間が経って、感染のリスクが高い傷や、汚れがひどい傷
  • すでに赤く腫れているなど、感染の兆候がある傷

縫う場合でも、十分に傷を洗ってから行うことが前提です。また、膿などが出やすいように、一部を開けておくこともあります。

「何時間以内なら縫えるのか」——時間の考え方

傷を縫うかどうかには、受傷からの時間も大きく関わります。時間が経つほど、傷の中で細菌が増えていくため、縫って閉じると感染を起こしやすくなるからです。そのため、「縫うなら早めに」が基本です。

一般的な目安は次のとおりですが、傷の場所や汚れ具合、深さによって変わるため、最終的には医師が判断します。

傷の場所・状態縫合の目安
体・手足の比較的きれいな傷受傷から、おおむね6〜8時間以内が一つの目安
顔・頭部の傷血流が豊富で感染しにくく、見た目も大切なため、時間が経っていても縫合を検討(目安として24時間程度まで)
時間が経った傷・汚れや感染のある傷・多くの咬傷無理に縫わず開放にして、必要なら後で縫う方法をとることがある

何時間以上経ったら縫わないほうがよいのか

体の傷では、受傷からおおむね6〜8時間を超えて時間が経つほど、また汚染が強いほど、縫って閉じると感染のリスクが高まります。すでに長い時間が経った傷や、赤く腫れて感染の兆候がある傷を縫ってしまうと、中に細菌を閉じ込めて、かえって悪化させてしまうことがあります。

このような場合は、無理に縫わず、傷を開けたまま洗浄・処置をして、感染がないことを確認してから、数日後にあらためて縫う方法(遅延一次縫合)や、自然に治るのを待つ方法をとることがあります。「縫えなかった」のではなく、「今は縫わないほうが安全」という判断です。

顔の傷は、時間が経っても縫うことがある

「縫うなら早めに」が基本ですが、顔の傷は例外的に、受傷から時間が経っていても縫合を検討することがあります。

その理由は2つあります。1つは、顔は血のめぐりが非常に豊富で、ほかの部位に比べて感染しにくいことです。もう1つは、顔は見た目(整容)がとても大切な部位であり、傷あとをできるだけ目立たなくするために、きれいに縫い合わせる意義が大きいことです。

そのため、体の傷であれば縫わない時間帯でも、顔の傷では十分に洗浄したうえで縫合を行うことがあります。顔に傷を負った場合は、自己判断せず、早めに受診してください。傷あとを目立たなくするためにも、適切な処置が大切です。

破傷風・狂犬病・抗菌薬について

噛まれた傷では、傷そのものの処置だけでなく、感染症の予防も重要です。

破傷風

土や動物の口などに含まれる菌によって、破傷風という重い病気を起こすことがあります。けがの状況や、これまでの破傷風の予防接種の状況に応じて、破傷風を予防する処置(トキソイドなど)を行うことがあります。受診の際に、過去の予防接種について確認します。

狂犬病

狂犬病は、噛まれることで感染する、発症するとほぼ命に関わる重い病気です。日本国内では、現在、犬などからの狂犬病はみられません。ただし、海外で動物(犬・コウモリなど)に噛まれた場合は、狂犬病のリスクがあるため、できるだけ早く現地・帰国後に医療機関で相談することが大切です。海外で噛まれた際は、必ずその旨を伝えてください。

抗菌薬

感染のリスクが高い傷(猫や人に噛まれた傷、手の傷、深い傷など)や、免疫が低下している方では、感染を予防・治療するために抗菌薬を使うことがあります。すでに感染を起こしている場合も、抗菌薬による治療を行います。

噛まれた傷の通院と経過

噛まれた傷は、処置をして終わりではなく、その後の経過を見ることが大切です。感染は、数時間から数日して現れることがあるため、医師の指示に従って経過を観察し、必要に応じて再受診します。

抗菌薬が処方された場合は、症状が軽くなっても、決められた分をきちんと飲みきることが大切です。傷を縫った場合は、後日、抜糸のために通院します。傷あとをできるだけ目立たなくするためには、傷を清潔に保ち、治った後はしばらく強い日ざし(紫外線)を避けることも役立ちます。

経過の途中で、傷が赤く腫れてきた、痛みが強くなった、膿が出る、熱が出たといったときは、感染のサインのことがあるため、指示された日を待たずに受診してください。

子どもが噛まれた・噛んだとき

子どもは、動物に顔を噛まれやすく、また、子ども同士で噛んだり噛まれたりすることもあります。子どもの傷も、深ければ感染や傷あとの問題が生じるため、軽く見ずに受診しましょう。とくに顔の傷は、見た目のためにも適切な処置が大切です。

また、ペットと子どもが接するときは、目を離さない、動物が食事中や寝ているときにちょっかいを出させない、といった注意で、噛まれる事故を防げます。

動物に噛まれないために

噛まれる事故は、ちょっとした心がけで減らせます。

  • 知らない動物や、おびえている・怒っている様子の動物に、不用意に近づかない・手を出さない
  • 動物が食事中・睡眠中のときや、子育て中のときは、そっとしておく
  • 子どもには、動物との接し方を教え、ひとりで近づかせない
  • 海外では、野良犬やコウモリなどに不用意に触れない(狂犬病の地域では特に注意)

こんなときはすぐに受診・救急を

次のような場合は、早めに受診し、状況によっては救急の対応が必要です。

  • 出血が止まらない、傷が深い・大きい
  • 指や手を噛まれ、動かしにくい・しびれる(神経や腱の損傷の疑い)
  • 顔・手・関節の周囲を噛まれた
  • 猫や人に噛まれた
  • 糖尿病がある、免疫を抑える治療を受けているなど、感染しやすい状態
  • 傷が赤く腫れて熱をもつ、膿が出る、発熱した(感染のサイン)
  • 海外で動物に噛まれた

「たかが噛み傷」と思わず、心配なときは相談してください。

ヘビに噛まれたら——マムシ・ハブ・ヤマカガシ

屋外、とくに草むらや山、川辺などでは、ヘビに噛まれることがあります。日本にいる毒ヘビの中でも、マムシ・ハブ・ヤマカガシの3種は、噛まれると重い症状を起こすことがあり、注意が必要です。

ヘビに噛まれたときの応急処置

  • あわてず、できるだけ安静にします。走ったり、激しく動いたりすると、毒が早く回ることがあります。
  • 指輪や時計、きつい衣類は、腫れる前に外しておきます。
  • 強く縛る・傷を切る・口で吸い出す・冷やしすぎるといった処置は、現在はすすめられていません。組織を傷めたり、かえって悪化させたりすることがあります。
  • ヘビを無理に捕まえようとしないでください(二度噛まれる危険があります)。可能であれば、見た目を覚えておく、安全な範囲で写真を撮るなどしておくと、診断の参考になります。
  • できるだけ早く医療機関を受診し、必要に応じて救急車(119番)を呼びます。毒ヘビの場合、抗毒素(毒を抑える薬)による治療が必要になることがあります。

マムシ・ハブ・ヤマカガシの違い

3種類のヘビは、すんでいる地域も、毒の作用も異なります。下の表に、その違いをまとめます。

項目マムシハブヤマカガシ
主な分布日本全国(北海道〜九州)沖縄・奄美などの南西諸島本州・四国・九州(北海道を除く)
毒の主な性質出血毒。局所の腫れ・痛みが強く、進行すると全身症状出血毒。局所の腫れ・痛み・組織の壊死が非常に強い出血毒。血を固める仕組みを乱し、全身の出血を起こす
牙・噛み方口の前方に2本の毒牙大きな毒牙で、注入される毒の量が多い奥歯(上あごの後方)に毒牙。深く噛まれないと毒が入りにくい
局所の症状強い腫れ・痛み・皮下出血非常に強い腫れ・痛み、組織の壊死軽い〜乏しい(痛みや腫れが目立たない)
全身の症状吐き気、ものが二重に見える、腎障害、出血傾向などショック、出血、組織の壊死による後遺症DIC(全身で血が固まり消費される)、血尿・歯ぐきの出血・脳出血など重い出血
経過の特徴重症度は腫れの広がりで判断組織の壊死による機能障害(後遺症)が問題局所症状が軽くても、遅れて重い出血が進むことがある
抗毒素マムシ抗毒素があるハブ抗毒素がある一般には流通しておらず、入手が難しい(限られた施設が保管)

それぞれのポイント

マムシは、日本全国に分布し、咬傷の報告も多いヘビです。噛まれると、その部位に強い腫れと痛み、皮下出血が起こります。重症になると、ものが二重に見える、吐き気、腎臓の障害、出血しやすくなるなどの全身症状が出ることがあります。腫れの広がりぐあいで重症度を判断し、必要に応じて抗毒素などで治療します。

ハブは、沖縄・奄美などの南西諸島にすむヘビで、体が大きく、注入される毒の量も多いのが特徴です。出血毒による組織の破壊が強く、強い腫れや痛み、組織の壊死を起こします。命に関わる例は近年まれになりましたが、組織の壊死による機能障害(後遺症)が問題になりやすく、早めの抗毒素投与が重要です。

ヤマカガシは、かつては毒が弱いと思われていましたが、実際には危険なヘビです。毒牙が口の奥にあるため、深く噛まれないと毒が入りにくく、噛まれた直後は痛みや腫れが目立たないことが多いのが特徴です。しかし、毒は血液を固める仕組みを激しく乱し、時間が経ってから、全身の重い出血(血尿、歯ぐきの出血、傷からの出血、脳出血など)やDICを起こすことがあります。局所の症状が軽くても油断できないこと、そして抗毒素が一般には手に入りにくいことが、大きな注意点です。噛まれた可能性があれば、症状が軽くても必ず受診してください。

マムシ咬傷の重症度と治療について

マムシに噛まれた場合、腫れが咬まれた部位だけにとどまるものから、手足全体、さらに体幹にまで広がるものまで、重症度はさまざまです。一般に、腫れの広がりぐあいや全身症状の有無で重症度を判断します。腫れは受傷後、数時間から数日かけて進むことがあるため、はじめは軽くても、入院して経過を観察することがあります。

治療では、重症度に応じて、毒を抑える抗毒素や、その他の薬を用います。腫れや痛みへの対応も行います。「噛まれたけれど軽そうだから」と自己判断せず、必ず受診して経過をみてもらうことが大切です。

毒ヘビと、無毒のヘビ

日本には、毒のないヘビも多くいます。しかし、噛まれたヘビが毒ヘビかどうかを、その場で正確に見分けるのは簡単ではありません。無理に見分けようとしたり、捕まえようとしたりすると、かえって危険です。

噛まれたときは、毒ヘビの可能性を考えて、安静にして早めに受診するのが安全です。とくにヤマカガシは、噛まれた直後の症状が軽いため、「大したことはない」と見過ごされやすい点に注意してください。

ヘビに噛まれないために

草むらや山、川辺、田畑などでは、ヘビに噛まれないための備えが役立ちます。

  • 草むらや茂みに、不用意に手や足を入れない
  • 山や草地に入るときは、長袖・長ズボン・厚手の靴や長靴を身につける
  • 足元をよく見て歩き、ヘビを見かけたら近づかない・刺激しない
  • ヘビを捕まえたり、追い払おうとしたりしない

万が一噛まれたら、あわてず安静にし、できるだけ早く医療機関を受診してください。

当院での対応について

新高円寺クリニック(東京都杉並区・新高円寺駅徒歩2分)では、犬や猫などに噛まれた傷の初期対応に対応しています。傷の洗浄や処置、感染を防ぐための抗菌薬、破傷風の予防、縫合が必要かどうかの判断などを行います。

「ペットに噛まれた」「傷が腫れてきた」「縫ったほうがよいか分からない」といった場合も、お気軽にご相談ください。ただし、出血が止まらない、傷が非常に深い、ヘビに噛まれたなど、緊急性が高い場合は、ためらわず救急車(119番)を要請してください。とくに毒ヘビによる咬傷は、抗毒素による治療が必要なことがあり、急いで適切な医療機関で対応する必要があります。

よくある質問

Q. 小さな噛み傷でも受診したほうがよいですか? A. 傷が小さく見えても、内部で感染が広がることがあります。とくに猫・人に噛まれた傷、手の傷、深い傷は受診をおすすめします。

Q. 噛まれた傷は、消毒だけしておけばよいですか? A. まずは流水と石けんでよく洗うことが最も大切です。そのうえで、感染の予防や縫合の判断のために受診しましょう。消毒だけで様子を見るのは、おすすめできません。

Q. ペットの予防接種をしていれば、噛まれても安心ですか? A. 狂犬病などの予防の面では意味がありますが、噛まれた傷の細菌感染は、別の問題です。傷そのものへの対応は必要です。

Q. ヘビに噛まれたか分かりませんが、草むらで足に痛みがありました。どうすればよいですか? A. 毒ヘビに噛まれた可能性がある場合は、安静にして、できるだけ早く受診してください。とくにヤマカガシは症状が遅れて出ることがあるため、軽く見ないことが大切です。

Q. 傷あとはどのくらい残りますか? A. 傷の深さや場所、処置によって異なります。とくに顔などは、傷あとを目立たなくするために、適切な縫合や、治った後のケア(清潔を保つ・紫外線を避ける)が役立ちます。

Q. 噛んだ動物が飼い犬・飼い猫なら、感染の心配は少ないですか? A. 飼育されている動物でも、口の中には細菌がいるため、傷の感染の可能性はあります。傷そのものへの対応は必要です。

まとめ

  • 動物に噛まれたら、まず流水と石けんでよく洗い、早めに受診を
  • 動物咬傷は感染しやすく、とくに猫・人・手の傷は要注意
  • 咬傷はむやみに縫わないのが基本だが、顔などは縫うことが多い
  • 縫合は「早めに」が基本で、体の傷は6〜8時間以内が目安、顔は時間が経っても縫うことがある
  • 時間が経った傷・感染のある傷は、無理に縫わず開放・遅延縫合を選ぶことがある
  • 破傷風・狂犬病(海外)・抗菌薬への対応も大切
  • ヘビ(マムシ・ハブ・ヤマカガシ)は毒の作用が異なり、とくにヤマカガシは症状が遅れて重症化することがある

噛まれた傷で心配なことがあれば、お気軽にご相談ください。

診療科目:内科・外科・整形外科・消化器科・呼吸器科・アレルギー科・性感染症科・往診・在宅医療 所在地:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目11−3 麻吉ビル2F(新高円寺駅2番出口より徒歩2分) 電話:03-5377-5388 ご予約:WEB予約・LINEからも承っています

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