長引く咳の主な原因|杉並区・新高円寺駅で何でも相談しやすいクリニックなら|新高円寺クリニック

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長引く咳の主な原因

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2026年6月04日

1. 感染後咳嗽
風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が治った後も、気道の粘膜が敏感になっていて咳だけが続
く状態です。長引く咳の中で最も多い原因とされており、数週間~2ヶ月程度で自然に治まることが多いですが、症状がつらい場合は治療を受けることで楽になります。


2. 咳喘息
「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)はないものの、咳だけが長く続くタイプの喘息です。夜間~
早朝に咳が悪化する、冷たい空気・運動・会話で咳き込む、といった特徴があります。放置すると典
型的な気管支喘息に進行することがあるため、適切な治療が必要です。


3. アトピー咳嗽・喉頭アレルギー
アレルギー体質の方に多く、のどのイガイガ感を伴う乾いた咳が特徴です。気管支拡張薬は効きにく
く、抗アレルギー薬が有効なことが多いタイプです。


4. 副鼻腔気管支症候群(後鼻漏)
副鼻腔炎(蓄膿症)などで鼻水がのどに垂れ込み(後鼻漏)、咳の原因になります。湿った咳や、のどに
何かが引っかかる感じを伴うことが多いです。


5. 胃食道逆流症(逆流性食道炎)
胃酸が食道に逆流することで咳が誘発されることがあります。食後・横になったとき・夜間に咳が悪
化する、胸やけや酸っぱい味の逆流を感じる、といった特徴があります。


6. 気管支炎・肺炎
細菌感染による気管支炎や肺炎では、発熱や痰を伴う咳が続きます。高齢者や基礎疾患のある方では
症状が軽くても進行することがあるため注意が必要です。


7. 結核・百日咳などの感染症
近年も国内で報告されている病気です。結核は2週間以上続く咳・微熱・体重減少・寝汗などが特徴
です。百日咳は発作的に続く咳が特徴的で、大人にも感染します。


8. 肺がん・その他の重大な疾患
頻度は高くありませんが、長引く咳の背景に肺がんなどの重大な病気が隠れていることもあります。
喫煙歴のある方、血痰が出る方、体重減少を伴う方は特に注意が必要です。


こんな症状があればすぐに受診を
以下のような症状がある場合、自己判断で様子を見ずに早めの受診をおすすめします。
咳が2週間以上続いている血痰(痰に血が混じる)が出る
38度以上の発熱を伴う
息苦しさ・呼吸困難がある
胸の痛みを伴う
体重が意図せず減少している
寝汗をかくようになった
夜間や早朝に咳がひどくなる
喫煙歴があり咳が長引いている
これらは結核・肺炎・肺がんなどの可能性を示すサインのことがあります。
長引く咳に対する検査の流れ
医療機関では、咳の原因を調べるために以下のような検査が行われます。
問診・診察
いつから咳が始まったか、どんなタイミングで悪化するか、痰の有無、発熱や息苦しさの有無、既往
歴・喫煙歴・アレルギー歴などを詳しくうかがいます。聴診で呼吸音を確認することも重要です。
胸部レントゲン
肺炎・結核・気胸・肺がんなどの基本的な評価に用います。咳が長引く場合、まず行われることが多
い検査です。
血液検査
炎症の程度(白血球数・CRP)、アレルギーの有無、感染症の指標などを調べます。
胸部CT検査
レントゲンでは見えにくい小さな病変を詳しく調べることができます。
レントゲンで異常影が指摘されたとき
結核や肺がんが疑われるとき
長引く咳の原因が特定できないとき
これらの場合、胸部CTがより詳細な情報をもたらします。CTでは肺の細かい構造・小さな結節・気管支の状態・肺の血管などを立体的に評価でき、レントゲンでは判別が難しい病気の早期発見にも有
用です。

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